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ドイツ整形靴職人とは、「足(脚)と靴」に特化した専門職です。

ドイツ整形靴職人

医学的な知識を持つ靴職人のことで、ドイツでは国家資格として認められています。
ドイツでは医師の処方により、(Orthopaedie-Schuhmacher、オートペディシューマッハー)が靴やインソールを患者の足の状態に合わせて作ります。手術による外科的知識のみでなく、靴やインソールによる保存療法が医療費の削減に役立っています。
シューテクニックの代表 宇野ヒロシはドイツで正規の教育(解剖学、生理学、病理学、整形靴理論など)を受けた後に国家資格を取得し、本場ドイツでの就労経験があります。 日本では靴に対しての歴史が浅いためこれに相当する職業がありませんが、膝から下の足(脚)に特化した専門職であり、ドイツでは100年近い歴史のある職業です。

ドイツの職人制度

ドイツの職人制度にはランクがあり、一番下がLehrling(徒弟)、試験に合格するとGeselle(熟練職人)、一番上がMeister(マイスター、親方)となります。
Lehrling(徒弟)の時には、週に1度職業学校にて解剖学、病理学、整形靴学、革学、政治、経済、社会、ドイツ語などの理論を学び、他の4日は勤務先の工房にて靴やインソール作り、靴修理や既製靴の調整などで技術を磨きます。
3年半の訓練期間が終わると試験があり、それに合格するとGeselle(熟練職人)の称号が与えられ、一人前の職人とみなされます。さらに、Geselleとして3年間修行を積むとマイスター学校への入学資格が得られ、6ヶ月~9ヶ月学び試験に合格するとマイスターとなります(試験に2度落ちると永久に受験資格を失います)。

職人 宇野ヒロシの紹介

外国語学部ドイツ語学科を卒業後、ドイツ靴や機材を扱う専門商社に入社。その後、退職し渡独。
ドイツGelsenkirchen(ゲルゼンキルヒェン)地区の整形靴工房Wallbaum(ヴァルバオム)で技術者として修行を積みながら、Muenster(ミュンスター)地区のFachschule(職業学校)で理論を学び、国家資格「オートペディ・シューマッハー(整形靴職人)」取得。帰国後、国内大手靴メーカー勤務の後、外資系医療機器メーカーを経て、合資会社シューテクニック・ジャパンを設立。職歴20年。
大阪府出身、45歳、既婚、1男1女あり。

(職人より一言)
私は職人として年齢は若いですが、その分固定観念にとらわれずに新しい技術をどんどん取り入れ、お客様や患者様の意見やご要望に沿った丁寧な良い仕事をしていきたいと思っております。
ドイツの格言に「信用を得るのは100年かかるが信用を落とすのは一日でできる」というものがあります。一人のお客様の1足1足を真心こめて大切に作業しております。
「職人に自分の要望を伝えるのは気が引ける」とおっしゃる方がおられますが、どうぞお気軽に何でもご相談ください。

右の画像は、ドイツで働いていた工房です。ここで日本では経験できないほど多くの作業をこなしたことが、今に生かされています。
提携先の医師から「最近、1ミリの違いもなく処方通りに靴が納品される理由は日本人が入社した為だったのか!」と言われたことがありますが、確かにドイツ人職人の仕事に比べ日本人の作業は細かく丁寧なのかもしれません。

靴職人画像

ドイツでの職場風景